Open Research Forum 2024 への出展について

Sociable Robots Lab. x Open Research Forum 2024

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)では、研究成果を一般公開するイベント『SFC Open Research Forum 2024(ORF2024)』を開催します。

今年はSFC万学博覧会と称し同日にORFだけでなくオープンキャンパスや学術交流大会も開催されます。
高汐研究会(SFC Sociable Robots Lab.)は、2022年より、鳥取県とともにロボティクスとXR技術「鳥取未来共創プロジェクト」を推進してきました。未来構想キャンプをつうじた社会実装の試みです。ORF 2024 では、同プロジェクトのフィールドを提供していただいている鳥取県庁の方をお招きし、ミニトークセッションを開催します。

是非、SFC キャンパスにお越しください。皆様のお越しをお待ちしております。
なお、SFC のキャンパスでは我々の研究室以外の研究や講演などが多数聴講可能ですので、Webサイトよりご確認ください。
★各会場の詳細や注意事項(SFCへ参加する場合は申し込みが必要)は以下の通りです。

SFC万学博覧会 Open Research Forum

Open Research Forum 2019

ModuRo ソフトロボットのためのプロトタイピング環境

展示代表者:真島大樹

工場を主な活躍の場としてきたロボットが,今や生活の中でありふれた存在になろうとしています.一方,従来の硬く力強いロボットは,共に人間と協同する際に凶器となったり,恐怖心を煽るものでした.そこでロボットの構造や外装,アクチュエータにやわらかさを付与する試みがソフトロボットです.ソフトロボットはサービスロボットのみならず,バイオメカニクス領域への応用も期待されていますが,これまでは簡単なプロトタイピングが困難でした.本研究では,ソフトアクチュエータを備えたモジュラーロボット“ModuRo”を開発し,ソフトロボットの円滑なプロトタイピング環境を提案します.


Video Gaming with a Virtual Rival Player

展示代表者:清本信介

コンピュータゲーム用ハードウェアの進化に伴い,エンタテインメントは常に革新を続けている一方で,ディスプレイを使用する対人戦型ゲームの人気も絶大です.しかし多くの対戦型ゲームで用意されている対NPC戦のプレイモードでは相手が身体性を持たないため,プレイでの満足度が低下することが予想されます.本デモではNPCプレイヤをゲームの進行状況に応じてリアクションや感想をつぶやくロボットに置き換えることで,来場者がロボットとともにゲームに興じ,ゲームプレイに対しての満足度を向上させます.


University n.g.

展示代表者:古谷優樹

SDGsの推進により,MOOCに代表される講義アーカイブの活用が進み,全ての人々が平等に教育を受けられる社会が到来するでしょう.そして,Beyond SDGsの教育では,真に場所や手段に依拠しないインタラクティブな議論ができる環境こそが求められます.本展示ではVRとテレプレゼンス技術を密に連携させた「未来の大学」のコンセプトモデルを示し,その核となる次世代テレプレゼンスロボットのプロトタイプを展示します.