パンデミック以降,対面コミュニケーションの減少と孤独感の増加が問題となっている.グリーンアメ
ニティとして部屋に飾られる観葉植物は,人間が愛着を抱きやすい最も身近な植物である.Mixed Reality 技術を活
用し,植物とのインタラクションを通じて信頼関係の構築と自己対話を促進することで,孤独感の軽減に寄与する.
エージェントが擬人化を促し,自己対話による発話を増やすことでセルフケアを促進する.観葉植物を対話相手と
する研究は,プライバシーを保ちながらポジティブな感情を引き出すことが期待される.