Virtual IoT: Effective Use of AR Technology for Displaying Life-Support Information

2018年度ORF(Open Research Forum)にて出展

仮想的にモノをIoT化するシステムである.既存のIoT機器においてユーザが情報を手に入れる手段は,情報提示可能な機器の近辺に制限されている.そこで本システムでは,ユーザの視界に写っている周辺のモノから情報提示を行なっているように見せることで,より自由なモノ・場所・タイミングで情報を伝達することを可能にする.

本システムでは,Service Provider なる者が存在し,提示したい情報とユーザにしてほしい行動 (Goal Action) を用意しデータベースにおいている.Goal Actionは1つのモノに対して頻出する動詞から生成される.ユーザがアプリケーションを起動次第,受け取った情報を適した Goal Action を持つモノを選択し,AR を用いたエフェクトとともに情報を提示する.